書籍

文章の力。人は○○ではなく、△△で行動する生き物

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文章とは、読まれるために書くものではない。行動させるために書くものだ。

賛否両論あると思いますが、僕はすごく納得のできる文章でした。
小説家であれば読まれることが大切なのかもしれまんせんが、多くはそうではありません。

読まれることが目的ではなく、読まれた上で行動させる文章が書ける。これはこの時代に必要とされるスキルのような気がしています。

今しか見れない姿、残しませんか?

この文章を読んで何を想像するでしょうか。
人それぞれ想像するものは違うでしょう。

しかし、このコピーをあるところに掲示することで想像せざるを得ないものがあります。
それは「紙オムツ売り場」です。

「なるほど・・・。」
そう思った方も多いはず。紙オムツを買う人には小さい子どもがいます。
そこに「今しか見れない姿、残しませんか?」というコピーとともに使い捨てカメラが陳列されていたら、思わず買ってしまうでしょう。

そこには「想像させる」というカラクリがあるのです。
紙オムツ売り場でそのコピーを見せられた人は、可愛い可愛い子どもを想像せざるを得ません。
そして、その姿を写真におさめている自分、その写真を将来見ることになる子ども。様々なことが連想されます。

文章を読ませるだけではなく、そこから想像を促し行動させる。これが文章の力です。

どうすれば物は売れるのか?

「行動させる」ということを「購入させる」ということに置き換えてみます。
先ほどの例の場合、特別必要ではない使い捨てカメラを購入させることに成功していますね。
必要のないものを売る秘訣がここに隠されています。

以前の記事で「人間は損が嫌い」ということに軽く触れました。
このことがすごく大切で、文章を読ませて想像を促すことで「損をしてしまう」という心理状態を作ることができます。

実際に損をする必要はなく、「これを買わないと損をしてしまう」と思うと、人はそれを買わずにはいられなくなります。

そのために購入後の自分を想像させることが重要なんです。
それも圧倒的に素晴らしい、未来の自分です。

例えばMacBook Air

分かりやすい例を一つ。
みんな大好きAppleのMacBook Airです。

持ってる人めちゃくちゃ多いですよね!
スタバ行ってみてください。お客さんの8割はmacをカタカタしてますから。
もはやノートパソコンと言えばmacみたいなところがあります。

今持っていない人でも欲しいと思っている人は多いはず。僕の周りにもたくさんいます。

なぜそれほどまでに多くの人が持っている(欲しい)のか。

MacBook Airを持っている自分を想像しオシャレだと感じているからです。
MacBook Airの性能を重要視して買っている人もいると思いますが、オシャレだから買っている人もかなり多いですよね。

スタバでmac=オシャンティ―

そんな方程式が成り立っているほどだと思います。
みんながみんなそうではありませんが、MacBook Airが「必要だから」買うのではなく「欲しい」から買う人は多いのではないでしょうか。
そして、買ってから「必要である理由」を作っているのです。

「人は理屈ではなく、感情で行動する生き物」

「欲しい」という感情で物を買い、そのあとにそれらしい理屈をつけるのが人間というものです。

まとめ

今回は文章の持つ力にフォーカスしましたが、表面的な部分にしか触れていません。

「想像させて行動させるのは分かったけど、実際どうやって文章を書くんだよ」
そんな声が聞こえてきますが、具体的なスキルを習得するのであればメンタリストさんの本がおすすめです。

かなり具体的な方法が書かれていて勉強になりました。
すぐに習得できるものでもないですが、知っているのと知らないのとでは全然違いますね。

最後に一つ。
この本に書かれていた文章を紹介します。

× 「アイデアを出すのに必要なのは忍耐力だ」

○ 「アイデアとはゆっくり育んでいくもので、一日では生まれない。本当に必要なものは発想力ではなく、忍耐力だ

ありきたりな文章でも、少し変えるだけで全然違って見えます。
文章ってすごいですね。

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